ギャラ


さて、気になるところであります、子役のギャラについてお話したいと思います。 まずギャラに関しては、本当にピンキリです。少ない額もあれば、とんでもない額のギャラもあります。

ではなぜ、そのような差が生まれるのか。それはスポンサーや知名度による違いです。協力なスポンサーがつく作品であれば、 高額なギャラがもらえますし、またその子役の知名度が高ければ高いほど、ギャラも高いです。

しかし子役なので、やはり大人よりは普通はギャラは少なめです。 安いもので1日数千円〜あるでしょう。もっともこれは相当なチョイ役です。 そこそこの役なら1万は超えるかもしれません。

しかしギャラというのは、そもそも1日単位の計算ではないこともあります。 たとえばドラマであれば、1話いくらというように決めたりします。 主役級の芸能人の場合、1話で数百万以上もらうこともザラにあります。

ギャラの高さで言うなら、CMのギャラが高いです。なぜならCMは単発でしかもスポンサーが直についてます。 また出演者も少なく、撮影ももしかすると数日、1日で終わることもあります。 それでも超有名人なら億を超えることもあるのです。まさにジャパニーズドリームですね。

またギャラには一般の給料のように、交通費という枠はありません。ギャラには交通費という概念がありません。 ギャラは出演報酬なので、どこから現場に通おうが交通費を支払われることなく、全てギャラで支払われます。 従って遠いところから来る人ほど不利と言えるかもしれません。

しかし撮影が終電を超えた場合は、タクシーチケットなどを渡され、タクシーで帰宅してよいこともあります。 私もよく遅くまで撮影があり、タクシーで帰ったことがあります。10代でも普通にタクシーで帰るので、 少し楽しかった思い出がありますね。ただ基本は電車などの交通機関での移動です。タクシーでの帰宅は、深夜などの場合だけです。

また深夜まで撮影し、翌朝も早い時間から撮影がある時は、ホテルやテレビ局の宿舎に泊まったりします。その際の宿泊費はもちろん制作費で出してもらえます。 こういうお泊まりは子供たちにとっては合宿のようなものなので、きっと楽しめるでしょう。しかし仕事なので夜更かしは厳禁ですし、スタッフに怒られます。

また撮影中の食事はロケ弁という市販の弁当が支給されます。最近はケータリングなども多いです。またドラマなどは視聴率が良いと高級弁当が支給されたりもします。 その他に共演者は差し入れを持ってきてくれることもあるので、食べ物には困らない時もあります。テレビ局の食堂は安く美味しいものも多いので、それも1つの楽しみになりますね。

遠出のロケなどは、都心に集合して、そこからロケバスで移動することも多いです。ただ結構、早朝だったりするので始発の電車に乗ることも珍しくありません。 子役の親御さんにとっては、こういう早起きがツラいところかもしれませんね。

このようにギャラは様々です。しかし実力や実績があれば、ギャラも上がってくるのは確かです。最初はギャラにこだわらず、実力をつけていくことを念頭に取り組むのもよいのかもしれませんね。

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