プロ意識
たとえ子供であっても子役として活躍するには、プロ意識が求められます。 芸能界という世界は、学校のように自分を守ってくれる世界ではありません。
芸能界は、たとえ子供であったとしても、自分で行動していかなければいけないのです。 現場に行くにしても、セリフを言うにしても、自ら行動する必要があります。
またお金をもらっているので、1つの仕事として取り組む必要があります。 従って子役でもみなプロ意識を持って演技に取り組んでいます。
撮影時の待ち時間は決して短くありません。一日中待つことだってザラにあります。 しかしそこでも集中力を保ち、1つのシーンに取り組んでいくのです。
また撮影は深夜におよぶこともあります。普通の子供なら寝ている時間に、平気で撮影することもあるのです。 極寒の中、外で服一枚で演技することもあります。とても普通の子供にはできない行為です。 そこには、子供であれプロの意識を持ち取り組む姿勢があります。
プロがいる現場は、学校のような学芸会の世界ではないのです。人生をかけた戦いが、そこにあります。 生半可な気持ちでは決して通用しないでしょう。