劇団に通う


子役で活躍する子の多くは養成所や劇団に通っていた子供です。なぜ皆、養成所に通うのでしょうか。それはどの子供も最初は未経験者だからです。 演技をしたことのない子は演技を勉強する必要があります。芝居とはどういうものなのかを、養成所のレッスンで覚えていきます。どの子も、最初は演技することに戸惑います。人前で演技することは、ある意味恥ずかしいことでもあるからです。

だからこそ養成所に通い演技指導を受ける必要があります。そのためには、養成所のオーディションに合格して、養成所に通う必要があります。養成所に入ることは決して簡単ではありません。子供を子役デビューさせたい親御さんは多いからです。人気養成所は、子供を選びたい放題のわけですから、選考も厳しくなってきます。

養成所でしっかり演技指導を受けることでとても自信につながります。私自身、養成所で演技指導してもらいました。当初は人前で演技するのは恥ずかしく、戸惑いましたが、指導してくれる先生のお陰で人前で演技をすることに、臆することがなくなりました。

養成所に通う日は、土日が多いです。子供が学校お休みの土日に演技レッスンや踊り歌のレッスンが集中します。私の場合は、午前からお昼過ぎまでレッスンする場合が多かったです。最初はレッスンに通うのも少し臆するところがありましたが、レッスンが楽しくなると積極的に参加するようになります。ご両親は子供の変化に注意してみましょう。子供が養成所や劇団に通うことをどう思っているのかを察知して、フォローしてあげることも大切です。

また養成所や劇団に通うことで、同じレッスンに通う子供たちと友達になることができます。これが非常によい経験です。なぜなら普段通う学校には、なかなか芸能界を目指す子供はいません。しかし養成所や劇団に通うことで、同じ目標を持った子供たちと友達になれることができます。この出会いが本人のやる気にもつながります。養成所にはこのように普段の生活にはない出会いがあり、その出会いを通して夢へ向かう原動力にもなるのです。

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